
無理せず焦らずゆっくりとやってみましょう
感情には実は二つあるんですよ。
二つあるのは人間だけなんです。
若干ゴリラチンパンジー、あの辺の人間近いところもあるんじゃないか
みたいな話に今なってきてるんですけど、まだ確定はしてません。
今のところ人間だけとされています。
で、二つある感情って何かというと、
一つは本物の感情で、もう一つは偽物の感情。
そもそも感情って何かいう話なんですけど、
感情って現実何かが起こります。
それに対する身体反応が起こる。
この身体反応に対して名前をつけたものが感情なんです。
感情の正体って身体反応なんですよ。
全然まだ言葉も何もなかった。原始時代、
言葉も何もないところの人たちは、
なんか反応が起こったら「ギャッ!!」ってなってただけでしょ?
身体反応しかなかった言葉が無かった。
言葉としての感情は持ってなかった。
マンモス見たら((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。
怖いって言語無かったら((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしてただけなんですよ。
仲間が死んだ。涙がでる。
悲しいという言葉を持ってないからただ涙が出てただけ。
せっかく取ってきたマンモス横取りされた。
グー殴りたいっ!!カーッ!!みたいな。
腹立つっていう言葉を持ってないから身体反応しかなかった。
で、身体反応しかなかったところに、
人間は言語というものを獲得して。
なんか相手をなんかこう倒したくなったりする
この状態を腹が立つということにしましょう。
怒りっていうことにしましょう。
仲間が死んだ。彼女にフラれた。
この身体反応は悲しいってことにしましょう。
ヤバイ目の前にチーターがいる。
オワタ!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルの状態を怖いってことにしましょう。
っていうふうに決めただけ。
思考でラベリングラベル貼っただけなんです。
要は身体反応にラベリングしてるものが感情ですと。
で、この身体反応を元にした本物の感情っていうのが四つです。
四つしかないんですよ。本物の感情って。
で、これはあの動物も持ってる。哺乳類。鳥類も持っている。
で四つって何かっていうと腹が立つ悲しい怖い。あとひとつ。
喜びなんです。喜び、楽しい、幸せ、幸福感とかね。
この四つだけなんです。
で、この本物の感情っていうのは感じて消化すればスッキリします。
問題が解決します。
4つというかこの3つね。ネガティブな方。
ポジティブなほう喜びの感情は、どんどん感じて、
拡大して行けって人間そういう仕組みになってるって、
それはもういくらでも感じればいいんです。
それが人類の発展に繋がるから。そういう風に作られてるんです。
とはいえ、他にも感情ってあるよね。
さみしいとか悔しいとかね。恥ずかしい、緊張、嫉妬、罪悪感、
いろいろあります。焦燥感。これって、
本物の感情この四つ以外のものって偽物の感情と言われてます。
で、これは、思考でラベリングされたものが合成されているだけ。
怒りと悲しみを合成して。嫉妬とか。
羞恥心も怖いと悲しい。
あと、緊張感とか怖いと怒りが合成されて、緊張するみたいな感じになったりとか。
とにかくこの。腹立つ悲しい怖い以外の感情っていうのは、
偽物感情で合成されている。
本物の感情は身体反応から来てるから感じると
身体反応が消化されることによって感情の消化される。
で、これはもう長くて20分とされてます。
20分感じればもう消化されてしまう。
だって身体反応が元になっているから。
でも偽物の感情っていうのは合成って
結局、頭で合成しているものだから偽物なんで、どれだけ感じても消化されないんです。
なんか『さみしい。』っていう悩みって一生消えないんです。
なぜかって言うと寂しいって、悲しいと怖いの合成だから。
そこを感じないと寂しさって。消化できないですよ。
でも、寂しいだけを感じて。寂しい人ってずっと寂しいでしょ。あれしょうがないですよ。
本物の感情じゃないから、ずっと寂しい思いに囚われてしまう。
他の例で恨み、恨みって怒りと悲しいの合成だから。
恨み憎しみは「憎い憎い憎い」ってやってると
何十年も憎しみ持ってる人いるでしょ?
あれ持ってるんですよ。合成の感情だから。
あの旦那が憎いっていうところに怒りと悲しみを消化すると、
その憎さは納まっちゃうから。憎しみをずっと持ちたい人は、
そこ当たっちゃダメ。憎しみはずっと持てるから。
はい。もう1こ説明すると、今やってることって怒り。
最初に怒りだと思ってたんだけど、実は悲しかったんじゃないかみたいなところ。
この場合って本物の感情とされてる怒りが実は偽物。
偽物になっていて、その下に本物の感情が隠れているっていう状態ですよ。
本物の感情自体が二層状態になってちょっと難しくなってくるんですけど。
最初はまあとりあえず怒りを当たって、そこを消化すると
本物感情悲しいが出てくるみたいなやり方があったりします。
動画で紹介し忘れたお話。
感情目的論っていうのがあって。
アドラー心理学とか学んだり、本読んだりした人は
感情目的って言葉を聞いたことあるかもしれない。
すべては人間の感情の最終形態。
「何が欲しい」「どうなりたい」「ドコ行きたい」っていうのは
全部ダミーで、その先の感情が欲しいから人間は動いている。
感情目的論の大枠の1つです。
もう一つ。リバイバルとか
再体験感情目的論の中の再体験理論っていうのがあって。
未完了の感情っていう話とつながるのですが、
過去に昇華されなかった感情。
トラウマなんかまさにそうなんですけど。
大なり小なり消化されなかった感情っていうのが
残っていると往々にして、
それが今の人生に悪影響を与えるんです。
どういうことかというと、
過去にお父さんにすごく怒られて怖かった。
この怖かったが、消化されてないと
さっき言ったみたいに感情って身体反応なんで体に残るんです。
残ったまま大人になっちゃう。
お父さんに怒られた子供の頃は
「ヒィー怖い!!」って固まっちゃって消化できなかった。
軽いトラウマです。そうすると、
その身体感情という身体反応が残ったままの大人になっちゃってる。
でも、これって人間本能的に持っておきたくない。
この身体反応。固まってる。どっかでリリースしたい。
出したい。消化したい。
そうすると。何が起こるかっていうと、
この感情身体反応を消化するチャンスを自分で選ぶんです。
その結果、父さん怒られて怖かったこの感情。
どこで?誰でやるのが一番適当だろう?
そうだっ!!会社の上司だ。
そうすると、就職した会社にえらい怖い上司がいる。
本人に全く気付かない。
お父さんに怒られた時の怖かった感情を消化したいから
怖い上司が現れるとか。
例えば、めっちゃ優しかった彼が結婚したら
めっちゃ怖かったお父さんみたいな怒り方。
めっちゃ怖いお父さんみたいな状態に。
なんでこんなことになるの?
いや、違うの。
ここの溜まってる身体反応を消化したいだけ。
繰り返し同じような事が起きる=消化したがっているんです。
深いところのトラウマの感情を消化してあげる。
そうすると、別にもうその出来事が必要なくなるから繰り返さなくなる。













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