他人から自分を肯定してもらうことが必要だった
前回の続き
言っちゃダメと言われても
キャパオーバーで溢れてくる。
その度にたしなめられる。
私は、どうやらとても純粋らしい。
なんで、それを信じるんですか?
なんで、受け入れるんですか?
とビックリされた。
一旦
「へぇ、そういうもんなんですね。」
と受入れてやってみて
上手く行かない時に、初めて
質問が出てくるので、
説明だけで質問が出る人をいつも尊敬する。
肯定されず、否定ばかり。
出来て当たり前。その上を行け。
出来ないなんてあり得ない。
そんな世界が当たり前だと
受入れて…
いや、受け入れないと
この現世で生きていけない。
と恐怖に支配された。
出来て当たり前が辛くて
落ちこぼれていくと
常に相手していただいている。
という感覚になっていく。
だから
バカにされてもヘラヘラしている。
もしくは、流してしまう。
世間の人のように
ちゃんと溜め込んで
出さなければ良いのだけど
キャパが小さ過ぎて
溢れてくるから
世間の人のように
閉じ込めて置けない。
故に、さらに否定される。
10歳で人生諦める人間の出来上がり。
死にたいは痛みが怖くてできなかったけど
消えたいとは常に思ってた。
それでも、父がまともだった頃は
父が間に入ってくれて私を守ってくれていた。
だから、認知症だと知った時
同居をすんなり受け入れた。
父の為に。
だけど、母は強烈で
離れていた期間が15年以上あると
本当に耐えがたい人になっていた。
母が嫌いだ
母が憎い
母が赦せない
と母にフォーカスするから
現実は悪化の一途。
恩人に出会った事で
楽になれる瞬間を作ってくれた。
私にしてくれたことをまとめたのが
【はじめの法則】
のちに、HAPPY理論の上澄みみたいな
初歩の初歩の初歩であると気付けて
自信を持つようになる。
私の場合、
ずーっと親と言いう目上の存在に
否定され続けているので
私より上の存在と私が認識している人に
肯定された感覚を貰う事
コレが非常に重要だった。
HAPPY理論が私がまとめた
【はじめの法則】
の上を行く発言をしている。
私の考えは間違いじゃなかった。
とHAPPY理論を知った時
自己肯定と言うよりは
他者に肯定されたように感じて
自己肯定が出来た。
という流れだった。
それから、さらに時間は進み。
ケーキのレッスンで
ポロっとこぼした愚痴
コレをケーキの先生は、否定せず。
頑張ってるね。
たまにはいいのよ。
そういう気持ちになるのはしょうがない。
と仰った。
本当にありがたかった。
どこに行っても
母を悪く言うなんて
誰のおかげで今があると思うの。
母に愛情があるからアナタは今生きている。
と母を肯定する言葉しか貰えなかった。
それが、
母を憎む気持ちを受け止めて貰えた。
今の自分でいいんだ。
他者からの肯定で
自己肯定が出来た。
この事があってから
徐々に感情が溢れ出す
という事が減っていく。
憎しみにかられ、文句を誰かに
聞いて貰わないと気が済まない。
そんな状態から少しずつ解放されて
今では、金を出してやってるんだから
後は知らない。
と放置することが出来るようになった。
正直、金銭面は辛い時もある。
親の為に、見もしないNHK費や
使いもしないFAX用の電話代
自分だけならもっと安く済む光熱費
同居しなければ、背負わなくて済んだ
住宅ローン
後悔するから仲良くしろと
言ってくる輩もまだいるけど
母は、私を悪者にしないと生きていけない。
私の思考、感じ方、全てが異常と言っている。
心の底から滅多刺しにしたいとまで
思った相手に金かけてるの。
充分母親孝行していると思っている。
次回で終われるかな?