こんなコトってある?!
まだまだ、余談を許さぬ状況ではありますが…
2021/01/21
父が危篤と連絡が入る。
看護師に今日もつかどうか…
もって、3日。
1週間はもたない。と言われたらしい。
会社に説明して、在宅ワークをお願いする。
しかし、端末の不具合で正常動作せず。
やむなく午後より出勤。
その間に訪問医が診察。
看護師と同じことを言う。
尚且つ、ラクテックで水分補給をしていたが、
誤嚥性肺炎の場合、分泌物が増えることで
苦しみが増えるからという理由で
点滴も終了。
自宅で臨終を迎える場合、
このように、
何もせず死にゆく人を見守るしかない。
だけど、危篤と聞いて駆け付けると
めちゃくちゃ肌ツヤが良い。
この肌ツヤが、本当に死にゆく人なんだろうか?
これが、私の医師の診断に対する最初の不信感。
普段介護してる人の話だと
夜、具合が悪くなるらしい。
肋骨を押さえるマッサージをしているように見えた。
夜中、介護を必死で行い、朝を迎え。
なんとか持ち堪えた。と胸を撫で下ろしてたよう。
ただ、咽るのが弱々しくなっているとのこと。
父の思い出を語ったり、何を着せるか、
どんな葬儀にするか、色々話すことがある。
父のお陰で、みんなで食卓を囲むことが出来た。
やはり、食事はみんなで食べると数段美味しい。
夜から朝方にかけて、痰が絡んだあと
呼吸が弱くなる。その度に皆で声がけ。
なんとか、朝を迎える。
朝から痰が絡んで吸引すると
呼吸が止まるを繰り返す。
不思議なコトに心肺停止ではなく
呼吸のみが止まる。
しかし、日曜の夕方は、なかなか戻らない。
コレが最後か?!
手を止めて、思い思いに言葉を投げたら
呼吸が復活。
寝ずの介護が始まる。
呼吸が止まる。
2回繰り返して、私の中で自分の知識総動員で
仮説を立てた。
肌ツヤと呼吸が復活する
最後だから…と
お風呂に入れると調子が良くなる。
これらの事から
父は、まだ寿命では無いし、
父にも生きる意思がある。
私は、父に生きていて欲しい。
なんのために住宅ローン払ってると思って?!
父の為である。
たかが5年で居なくなられては、踏ん張りがきかない。
利害関係は一致した。
餓死や窒息死をさせないように
水分と栄養補給をするには?!
介護しながら考える。
市民救命士
健康管理士一般指導員
健康管理能力検定1級
ボイトレの先生に教わった呼吸の知識。
心臓マッサージの要領で肺の空気を押し出す。
私の知識総動員で考える。
呼吸停止の際は、肺の空気を押し出すコトを徹底。
口腔内を湿らす程度は、OKとのこと。
水ではなく、経口補水液をこまめに塗りたくる。
同様にエンシュアなども塗るが咽せてしまう。
色々試行錯誤して、失敗もありだったけど
1週間越えを果たし2月に突入。
まだまだ余談を許さぬ状況ではありますが
嚥下困難で誤嚥性肺炎を起こすレベルの認知症。
それでも、
家族全員が生きていて欲しいと思っている。
思いつくコトを試しています。
生きていて欲しい。
その思いだけで、元看護士長に連絡してみる。
ネットで調べた知識だけでは上手く行かなかった
体の向き替えも介護も格段にラクになった。
誤認もあり、色々間違ってもいた😓
専門家の知識はやはり偉大だ。
なんとか持ち堪えて欲しい。
父さん、アナタの介護をしたくて
住宅ローンを組んだのだから
長生きして欲しいと思うけど…
もう、脈が弱くて時間の問題かもしれない。
奇跡を信じたい。