やっぱり試行錯誤するのって楽しい
しばらく、おでんには手を出さなかった。
手間とかではなく
おでんって
やっぱり
どうしても
入れたくなるのが加工品
だけど・・・
私は、買い物する際
原材料を見る人なんです。
そうすると
添加物が気になって買いたくない。
実は
ウインナー、ハム、ベーコンも
滅多に買わない。
発色剤無しを年に1回買うか買わないか
ハムとベーコンは
自分で作ることが多い。
それでおでんから遠ざかってた。
だけど【はじめの法則】を続けてきて
やっと、やりたい事が出て来た。
父が元気だった頃
父と一緒に
大豆からお豆腐。
蒟蒻芋から蒟蒻。
ベーコンやスモーク製品
お魚料理
パン、ケーキ
と色々一緒に作って来た。
こうしたらもっと楽に出来るんじゃないか?
こうしたらもっと美味しくなるんじゃないか?
父と一緒に試行錯誤するのが
めちゃくちゃ楽しかった。
それが、どん底に堕ちて
気付けば、手作りが大嫌いになった。
添加物が気になるとか言いながら
年単位で外食しまくった日々があるほど。
「やらなければならない」
という思考は、不幸への最短ルートだと思う。
自分を否定しているつもりは全くなかった。
どん底から這い上がって落ち着いてきたら
作りたくなった。
子供の頃から
おもちゃがどのように動いているのか
気になって、分解して
元に戻せなくなってしまう子だった。
だから、
豆腐はどういう工程で出来るのか
ベーコンはどういう工程でできているのか
気になってしょうがない。
調べて作ってみる。
父と一緒にあーでもないこーでもない。
と試行錯誤するのは、
本当に楽しい時間だった。
その感覚が戻って来た。
買いたいモノが無いのであれば
作ってみれば良いのでは?!
ネットで調べたら
途中までの工程はみんな一緒。
3種類いっぺんに作れそうじゃないか。
ってなるとウズウズして堪らない。
正直、練り物買って来た方が絶対安い
だけど、そういう問題じゃない。
作ってみたい。
大量生産だし、工場だし
綺麗に出来るのは当たり前。
ではない。
本来は、職人が居て
機械のようにきれいに作るから
それを真似て機械が作られている。
元々は職人が凄いのだ。
ちくわを作ってみた。
何気に、中心に棒を持ってくるのが難しい。
焼いたら、膨らんで
めちゃくちゃデカい「ちくわ」になった。
さつま揚げは、もうちょっと
柔らかさを追加した方が好みだ。
はんぺんに関しては
完全に泡を消したっぽい
つみれになっていた。
ケーキみたいに、作らないと
混ぜてる間に泡を全部潰しちゃうことも解った。
次回は、こうしてみよう!!
こうやって、より自分好みのものを作れるのが
めちゃくちゃ面白い。
この感覚が戻って来たのが嬉しい♪
因みに、練り物は、食事も忘れて
夢中になって作った。
レシピはネットに転がっているが
それぞれ分量は違う。
だから、
どのレシピを参考にするか。
どういう風にアレンジするか。
この試行錯誤も楽しい。
3日がかりで完成させたおでん
はんぺんはつみれになってしまったが、
他の加工品は、
基本食べ物だけのものを購入
消泡剤などを使っていないものを選んで
購入した。
出汁は、塩が入って無い出汁パックと
昆布と練り物を作る際に出た骨の白焼き
一人前食堂さんで、手羽を入れているの見て
真似してみた。
一度食べて見たかったトマトも入れて
定番の大根や蒟蒻なども入ってる。
めちゃくちゃ豪華なおでんが出来た。
失敗しても
やっぱり、手作りが一番美味しい。
達成感もあるし、なにより
夢中になっている時間がめちゃくちゃ楽しい。
この感覚久々過ぎて、
本当に嬉しい。