最近はよく喋るようになりました
パラレルワールドに籍を移した父は、
あまり話をしない人になりました。
傍から見ると、ぼーっとしているだけという感じ。
ある時、足を触ったら、
冷蔵庫から出したばかりの肉
みたいな温度。
生きてる人間の温度ではなかった。
驚いて報告すると
いつもだとのこと。
だけど、横になると暖かくなり
汗かいて寝ている。と
こういうものだと認識しているよう。
いやいや。。。
自分に置き換えて考えてよ。
手足が、冷蔵庫出したての温度になる前に
手足をこすったり、
靴下履いたり
カイロで温めたりするよね?!
なんで、認知症だけ
常識みたいな扱い??
可笑しいじゃんっ!!
なんで、違和感を持たないのか
不思議でしょうがないんだけど
そういう人なんです。
だけど、
どういう時にどうなっているかを
ちゃんとチェックしてくれてた。
この報告が無ければ、
私も思いつかなかった。
ベットに寝てる時は、足が暖かい。
じゃぁ、足を少し高くしてやればいいんじゃないの??
ってことで、即席のオットマンを用意。
足の温度は、冷え性レベルに回復。
ほとんど言葉にならかった父から
「これは良いね♪」を頂いた💓
ここ数日、足取りも軽いように感じる。
手を振ると振りかえしてくれる。
抱きつくと嫌がられて叩かれるw
ココは、正直戻って欲しくなかった。。。
母は居眠りしちゃうので父の話を聞いてない。
その時の寂しそうな顔w
「お母さんが構ってくれなくて寂しかったよね?」
って話しかけると、こくんとうなずく父。
母も私もはとろける可愛さ。
冷えが万病の素というのは
間違いじゃないかもしれない。
っと父のお陰で認識できた。
認知症の人は、解るように
訴えることが出来ない。
周りが良く見て気付いてあげないとなのね。
そのために自分を気分よくしてあげる必要がある。
自分が気分が良いと余裕が生まれるので
相手のコトも観れるようになる。
ギスギスしていると
自分の事で手一杯になるから
介護される側がどう思うと
ルーティンをとりあえずこなす。
これでは、違いに気付けない。
気付いたとしても対応しきれない。
【はじめの法則】
やり続けて良かった。