私の口に合うかどうか
甘いものは苦手。
そう思っていたのだけど
今通っているお菓子教室に来て
気付いた。
私は、美味しい甘さは好きなんだ。
上白糖よりグラニュー糖の甘さの方が好き。
グラニュー糖も好きだけど
和三盆も大好き
コンビニやスーパーに売っているお菓子よりも
お菓子屋さんが手作りしたお菓子が好き
だから、ただ甘いだけのお菓子が
苦手だった。
色々なところに習いに行くのだけど
甘さが苦痛で
なんどか挫折している。
だけど、今通っている
お教室
サロンドヨーコ
は、
元々お菓子屋さんをやってた
パティシエが教えてくれる。
お教室。
お酒の使い方に感動した。
MOFの職人のお菓子も食べて来た。
見た目とか技術とか凄いんだけど
私の口には合わなかった。
やはり、フランス人に
合うように出来ているのかも。
味覚が違うのかもしれない。
私の味覚にあったのは、
今のお教室の味だった。
正直モンブランのロールケーキなんて
1本全部食べられる勢いで
食べやすい。
だけど、我慢しちゃうと
過食が始まる。
まだまだ、精神面は弱いまま。
満足するとこまで行ってないのか
精神が元々弱いのか。
この辺はココロの問題だけど
とにかく、派手な見た目ではない
シンプルなお菓子がめちゃくちゃ美味しい。
料理はなんでもそうなのだけど
シンプルなのが一番難しい。
例えば、お味噌汁
例えば、オムレツ
例えば、フランスパン
シンプルが一番難しくて奥が深い。
だから、シンプルな
派手な見た目ではないものを
美味しく作るって凄い事。
それが美味しいのが
本物だと私は思ってる。
なので、お菓子の先生に出会う前に
出逢った、パン教室の先生も
長い事お世話になっている。
どこのパンよりも私の口に合う。
パンよりもパスタが好きだし、
パスタよりも米が好きな私が
このパン教室に通い続けているのは、
やはりシンプルなパンの味が、
先生のようにならない。
最近は、製法ではなく、
作る上での心の在り様なのではないかと
感じている。
作る回数も少ないから
経験不足と言われてしまえば
それまでだけど
師のように芯がありつつも
優しく包み込むような味をだしたい。
食べるだけで癒されるような
パンはお腹を満たすもの
お菓子は心を満たすもの
そう教えてくれたけど
私は、どちらも心を
満たしてくれている気がする。
美味しいと褒めて貰えるけど
もっともっと美味しいパンやお菓子を作りたい。
褒めて貰うタメではなく、
自分を満たすために。