安心してるからやりたい放題
認知症の介護の経験をちょっとだけ
他の介護は解らないけど
まだらボケしてる時
言う事聞かない。
イチイチ歯向かう。
スグに怒る。
これ、普通に愛を持って介護しているなら
介護してるアナタの問題じゃないです。
まだらボケの時は、本人も
言い知れぬ恐怖と戦っています。
記憶にない事を言われる。
記憶が抜けている部分がある。
これから自分はどうなってしまうのだろうか?
ちゃんと生きていけるのだろうか?
大勢の人に迷惑をかけてしまうのではないか?
こういう恐怖と
思うように行動出来ない自分の不甲斐なさ
自分に対する憤り
そういうのめちゃくちゃ抱えているので
もっとも信頼しているアナタ
安心感のあるアナタに
イライラをぶつけているだけです。
子供のイヤイヤ期と同じだと認識してください。
そういう私は、これからの生活の不安を
父にぶつけまくって、
父の認知症を悪化させた張本人です。
なので、偉そうなことは言えないのだけど
失敗したからこそ伝えるコトが出来ます。
認知症の人は、子供と一緒だと思うと解りやすい。
子供って、難しい事は解らないけど
なんとなく、親の雰囲気を感じ取って
気を使ったり、我慢したり、機嫌よくなったりしたでしょ?
認知症の人も雰囲気をめちゃくちゃ感じ取ります。
イライラした雰囲気で近寄ると、やって欲しいコトと
反対の事ばかりやろうとします。
なので、常にテンションは高めw
すっごい楽しいコトだよ♪
すっごい美味しいよ♪
一緒にどう??
こういう雰囲気で接すると案外動いてくれます。
我が家ではそうです。
元々、楽しい事が好きだった。
美味しいモノをみんなで食べることが好きだった。
だから、こういう雰囲気で誘うと
それは、いいね♪っと動いてくれます。
元々の性格に合わせるのが良いと思います。
静かなところが好きだった人に
我が家と同じ方法を取ると嫌がるかもしれません。
元気だった頃好きだったコトを思い出してください。
その好きに合わせて対応すると、
結構、機嫌が良いです。
今は、嚥下困難なのと、
言葉でのコミュニケーションは
もう取れないのですが、
実況してあげると案外、上手に飲んでくれます。
「〇〇ちゃんが作ってくれた美味しいケーキだよ♪
いい??お口に入るよ。
いくよー。
入ったよ。
わぁ~美味しいねー♪
ごくごくしてねー
ほぉら美味しいねー♪」
こんな感じで飲み終わるまで話しかけてあげると
機嫌や体調にもよるけど
上手に飲み込みやすい。
介護士さんも保育士さんも
たぶん、やってるハズ。
是非、お試しください。
気分は、常に良い状態でチャレンジしてくださいね♪
気分悪いと楽しい雰囲気が無いと
どんなに声掛けしても嫌がることが多い。