誰かのためになる
傍からみたら死にぞこないの爺さん
だけど、私にとっては、
動かなくても
見てくれなくても
話をしてくれなくても
息をしてるだけで
力をくれる大切な存在
私からしたら
滅多刺しにしたいアイツも
他の誰かから見れば、
息をしてくれるだけでイイと思える存在
ずーーーーーーっと
要らない存在だと思ってた。
北風に弄ばれてる紙屑だと思ってた。
存在するだけで価値がある
どこをどうしたらそうなるの?
全く、理解できなかった。
今回、怒涛の嫌なコトが起きた時
ネガティブな感情に
飲み込まれないでいられたのは
父が息をしているコトだった。
この人が息をしている間は
どんなことがあっても守りたい
父が必死にしがみついて
築き上げたモノを
壊してはいけない。
この人が息している間は絶対に。
だって、あなたの為に同居を決意し
あなたの為に借金を背負った。
それは、私に大きな気付きを与えるため
父が父らしく生きるから
私も私らしく生きる決意ができた。
無関心の底から
脱出できたのは、
アナタのタメと言うより
最後はアナタと過ごしたいと思った
私の意志。
だから、父さん
おいて行かないで
100まで生きて
ちゃんと愛の世界に
移住するまで
見届けて。