人間は平等造られたと云われている
されども今廣く此人間世界を見渡すに
かしこき人ありおろかなる人あり
貧しきもあり冨めるもあり
貴人もあり下人もありて
其有様雲と坭との
相違あるに似たるは何ぞや
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言われている。
人は生まれながら貴賎上下の差別ない。
けれども今広くこの人間世界を見渡すと、
賢い人愚かな人貧乏な人金持ちの人
身分の高い人低い人とある。
その違いは何だろう?
それは甚だ明らかだ。
賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由ってできるものなのだ。
人は生まれながらにして貴賎上下の別はないけれど
ただ学問を勤めて物事をよく知るものは貴人となり富人となり、
無学なる者は貧人となり下人となるのだ
Wikipediaより
福沢諭吉の学問ノススメ
有名な1節だよね。
私はよく、
「あの人は上」という言い方をする。
自己否定の強い人は、
この言い回しが非常に癇に障るみたい。
劣等感があるから、
ちょっとでも優劣を付けられるとカチンっとくる。
でも、福沢諭吉も不平等だって言ってるのよね。
この世は、平等には出来ていない。
それは、さすがにもう知ってるよね?!
だけど、上下の言葉を使うと
『人の上に人を造らず人の下に人を造らず』を
言われるわけよw
だから、上下は無いと
勉強不足だったし、
私自身【はじめの法則】に気付いてなかったから
戦う事しか頭に無かったので、
説明がちゃんとできなかった。
因みに…私の上下は、基本経験値。
クライミングとかってさ、
このルートが登りやすいよって
セオリーみたいなのがあるんだよね。
んで、その通りに行って登れるようになる人って
多分、6割。
残りの4割のうち半分は
登れない。
もう半分は、間を飛ばしても登れる。
世の中ってこんな感じだと思うんだよね
2:6:2の法則ね。
セオリーって過半数が出来るからセオリー
なんであって絶対じゃ無い。
そうするとさ、まず、経験ある人に
順番を教えてもらおうとするでしょ?!
コレが学びだよね。
経験がある人に聞く。
私よりあの子の方が上だからあの子に聞いて。
〇〇さんは、私より上だから
とりあえず、言われた通りやる。
こんな感じ。
経験値だからさ。
逆に自分の方が上の場合もある。
例えば、
パン作りは私が上だけど
お菓子作りはアナタが上。
生きてる年数じゃ無いよ。
その人全部って話でも無いよ。
そんでひと通り教えてもらって
ひと通りこなせるようになると
自分には、ココよりソコを使った方が
上手く行くとかのアレンジが入ってくる。
こっからがオリジナルだよね。
人生はオリジナル。
ある程度セオリーを学んだらアレンジして
自分だけの使い易さを追求してみたら
それはそれで楽しいかもしれない。
この説明が以前出来なくて、
考え方が可笑しいって言われた。
まぁ、言ってる本人に向けての言葉だからねw
言ってる本人がココロの奥底では
自分が可笑しいと思ってるんだけどねー♪