久しぶりにとても嫌な事が起きた
オーブンレンジの付属品のレシピで
パンを作ってみるが、3度挑戦して
1度も1mmも膨らまなかった。
「家で作るもんじゃない」
そう言い聞かせて作らなくなった10代。
社会人になり、近くにお料理教室がオープン
体験で作ったパンが膨らんだ。
めちゃくちゃ嬉しかった。
マグレじゃないよね?
っと家で作ってまた、膨らんだ。
本当に嬉しくてパンコースに入った。
資格取得者になったけど、
売り物のパンの方が美味しい。
つなこイズムでは、
腕があれば手作りに勝る物は無い
なので、資格取得者なのに売り物に負けるって
意味がわからない。
当時の先生に打ち明けた。
「売り物の方が美味しい。何が違うのだろうか?」
その先生の回答は
「当たり前じゃない。手作りなんだから」
だった。
この教室でこれ以上は無理だと悟った。
売り物の最初の試作段階では絶対、手作りだと思う。
そこからコストや工程などを含めて
クオリティが1番の物を工場で
大量生産する仕様に変えつつ、
クオリティをいかに保持するかを考える流れ。
有名店のカップラーメンを思い出して欲しい。
「まぁ、カップ麺だしこんなもんでしょ」
レベルだと思う。
お店で食べた方が絶対的に美味しいでしょ?!
もし、工場生産の方が美味しいモノがあったら
教えて欲しい。
話を戻して…
もっと美味しく作れるようになる事を望んで
時間はかかったけど見つかった。
当時は、
独学で全く膨らまなかったから
パンの先生って凄い!!という憧れがあって
パン教室を開きたいと思っていた。
故に、また新たな教室でも
資格取得に力を入れてきた。
だけど、知れば知るほど
勉強すればするほど
アレ?!なんか違和感。
が増えてきた。
それに伴い、不信感も徐々に増して行く。
だけど、
自分は先生のような生地がまだ作れてない。
せっかくここまできたのだから
この、自信のなさと損得勘定で
ズルズルと約20年、最後の方は先生との
折り合いが合わず、それでも資格の為に
籍は置き続け、同期と歩幅を合わせてきた。
つもりだった。
いよいよ最後の資格が取得できそうと聞き
申込の連絡を入れた。
パンのレッスン自体はとうの昔に終わっている。
だけど、コロナのせいで認定講習が受けられなかった。
連絡を入れたところ
言った言わないの水掛け論
嫌悪感がMAX
私の認定講習必須科目に抜けがあると
正直、理由とかそんなのどーでも良くて
「誤解を招く言い方だったかも。ごめんね。」
この一言の謝罪があれば、何も問題無かった。
最後まで
「アナタが◯◯って言ってたから…」
だった。
だけど…約20年を無にするのは悔しかった。
どうしよう…
資格認定講習迄に一気に
レッスンを受けなければならない。
そんな大金用意出来るのか?!
折角、皆んなと合わせてやってきたのに…
次回に続く。