愛に包まれた空間だったと思う
妹の箏のリサイタルが週末にありました。
節目とのことで、1人で企画したものです。
箏に興味のない私は、技術も、曲もさっぱりです。
そんな私が過去見に行って
彼女は、舞台上で一番
私の気分を良くしてくれる人でした。
なんか箏って楽しそうだな。
合奏って素敵だな。
そんな風に見えるのです。
技術はまったく解りません。
そういう素人が、また、聴きたいな
観たいなと思えるパフォーマンスをしてくれます。
特に何か話すわけではありません。
合奏するメンバーの一人です。
だけど、光って見える。
輝いているように感じ、
なんか、気分が高揚するというか
元気を貰えるというか。
そんな気分になるのです。
だけど、彼女は
「家族だから言ってくれるんだ」と
ずーっと思っていたようです。
まったく解らない世界なので
エネルギーでしか見てないのね。
だけど、見に来てくれる人が増え続けて
今回、自分で企画した
リサイタルを満席にするほど
沢山の人が集まってくれて
家族びいきってだけで言って無いかも
と思い始めたようです。
彼女は、特にHAPPYちゃんファンでも無いし
スピリチュアルにも関心の無い人です。
だけど、気持ちの持ちようみたいな
話が出来るのは、私にとってはとても嬉しくて
彼女の価値観や考え方のお陰で
学ばせて貰っている事も多いのです。
私が、パン教室を挫折した過去。
もっと面白がってもらうには?
もっと解り易くするには?
と悩む日々。
コレだけだったら
前向きに捉えられるかもしれない。
だけど、
アンチも含め全ては私に問題がある。
からのどうやってという悩みだった。
彼女の家族びいきと同じで
自分を肯定的に見れない事で
褒め言葉を褒め言葉と受け取れない。
マイナス意見ばかりが目に付く。
という状態だった。
だけど、どんなに周りが言っても
自分が体感しないと解らない。
お互いに体感して
受け取れてなかったなぁ・・・
なんて語れる日が来るとは
正直、思ってなかった。
無意識ではあるが、私は
彼女の自己否定感を作った人物の一人だと思う。
私は、家族の中で
はみ出してる感があった人なので
スネにスネまくってた。
故に
イライラすることも多かった。
子供の頃の年上というのは
恐怖だと思う。
力も知恵も負けてしまう。
かといって、親に泣きつけば
その時は、かばって貰えるけど
納得のいかない私の怒りをかう。
そんな恐怖から
彼女は彼女のやり方で抜けて来た。
彼女のおかげで、父をまた
身近に感じることが出来た。
ありがとう。
そして、リサイタル満員おめでとう。