親子関係の悩みがなくなった理由
成形アイドル轟ちゃんの動画が
突然おすすめに出てきたの。
チャンネル登録もしてなかったのに不思議だよね。
しかも、タイトルが
「絶縁した家族について、正直に話します。」
……えっ、何それ気になる!って
もう秒でクリックしてた(笑)。
見てみたらね、轟ちゃん
とっても綺麗にお話ししていて。
でもその言葉の奥に
きっと色んな想いや苦労があったんだろうなって
画面越しでも伝わってきたの。
そしてね、「32歳で気づいた」って話してたけど、
わたしが“抜けた”のは、ほんの最近のことだったから……
なんか、若いのに凄いなぁ。。。って
尊敬しちゃった。
動画の中で紹介されてた「4つのステップ」が
本当に的確すぎて。
ちょっと紹介させてね。
①なんかおかしいな?期
→ 周りの「家族」像と自分の家族がなんか違う…
②いや、でも違うかも期
→ 自分の感じ方が悪いのかも…って自分を責めちゃう
③1回距離を置こう期
→ 疲れちゃって、ちょっと距離をとってみる
④自分が親に似てくる期
→ ハッと気づいて、自分を見つめ直す
もう、めっちゃわかる〜!って
首がもげるほど頷いた。
わたしが「なんかおかしいな」って思い始めたきっかけは、
他の人のブログだったの。
そこに書いてあったのは、
「子どもがわがまま言っても
翌日にはちゃんとお弁当作ってあげてる」って内容でね。
あれ?うちって……
一切お弁当作ってもらえなかったな
って気づいたの。
むしろ、小学4年生のときに
「お弁当作ってみたい」って言ったら
「じゃあ明日から自分で作りなさい」ってなって
そこからずっと自分で作ってた。
そのときから「やってみたい」が
どこかで怖いことになってたのかもしれないな。
好奇心より
「やりきらなきゃいけない」っていう
プレッシャーがすごくて
挑戦する前から諦めちゃう癖がついちゃった。
子どもって、本当はいろんなことに興味を持って
いろんな体験をしながら「自分の好き」を探す時期だと思うんだ。
でも、その自由がなかった私は、
ずっと「ワクワク」とか「愛」とか
そんな世界から遠ざかってたのかもなぁ。
「家族なんだから、分かり合えるはず」
「親なんだから、子どものことを解ろうとしてくれてるはず」
そう信じて、わたしもたくさんたくさん訴えた。
でも、轟ちゃんも言ってたけど、
血を分けた相手でも、分かり合えないことはある。
性格が合わないこともある。
……ほんと、それなんだよね。
うちの父は、唯一「愛」の人だった。
全部を受け止めて
家族がバラバラにならないように
なんとかバランスをとってくれてた。
でも、父が認知症になってからは
その役割ができなくなって……
母との生活が、本当に地獄みたいだった。
今なら、母は母で
自分なりに一生懸命生きてきたんだってことも
なんとなく分かるようになったよ。
でも、「分かったから仲良くしよう」とは思ってないの。
むしろ、距離を置くことで、お互いが生きやすくなると思ってる。
世間の声って、ときにとっても厳しくて。
「たった一人の親なんだから、大事にしないと」
「居なくなってから後悔しても遅いよ」
……うん、そうかもしれない。
でもね、「辛い」って感じてる人は、
きっともう、何度も何度も頑張ってきたんだと思う。
だから、もし今、少しでも「苦しい」って感じてるなら、
あなたのその感覚は正しいよって、わたしは言いたい。
後悔しないくらい、もう精一杯やってきたんじゃないかな。
そして今、わたしはやっと「自分の感覚」を信じてあげられるようになってきた。
誰かのためじゃなくて
「自分がどうしたいか」をちゃんと大事にしていいんだよね。
そうやって、少しずつだけど
「幸せになる力」って
自分の中にもあったんだって気づいていってるところ。
必要なのは「勇気」よりも
「自分を信じる小さな一歩」だったのかもしれないな。
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