外に愛を求めると心が枯渇していくメカニズム
私は、てんちむほど能力が無い。
だから、てんちむのように他人に解る
強い光を放つ事は無い。
地位も名誉も金も美貌も持ち合わせていない。
だけど…
心は、非常に類似していた。
2023/09/30てんちむは無期限活動休止をした。
2023/11/18「推される力-推された人間の幸福度-」出版
この本を読むまで、私はてんちむを特別視していた。
カテゴリ的にHAPPYちゃんと同じ枠に入れていた。
「データ貰い」が桁外れ過ぎて出来ない。
ただただ、凄いっ!!可愛い!!!カッコイイ!!!!
HAPPYちゃんなら出来るに決まってる
てんちむなら何を考えてもおかしくない
だって、私とは別世界に住んでるもの。
いつか私もその世界に行きたいなぁ…
なんて、漫画の憧れの主人公を見てる感じ。
私が最も嫌った「出来て当たり前」を彼女達に押し付けてた。
それが、どれだけ
苦しくて辛いか身を持って体験してるにも関わらず
ごめんなさい。
書籍を読んで、「あきらめ」という言葉が何度も出てくる。
私自身、10歳で人生を諦めた。
とはいえ、10歳の諦めなんてたかが知れていて
再挑戦をし続け、本当に諦めたのは、父が居なくなった時だ。
てんちむは仕事に依存した。
私は母親に依存した。
そして、規模の大小はあれど、心の動きは類似していた。
母親の機嫌を損なうとごはんを貰えない。
お気に入りを奪われる。
幼少期のこの思い込みを1度もアップデート出来ないまま
私は大人になってしまった。
そのため、母親に認めてもらう=愛して貰う為に頑張った。
けれど、常に「出来て当たり前。その上を目指せ!」
と言われ続け、努力しても、自分的に結果を出しても
過程を認めて貰えるわけでも無ければ
この結果が出せるなら、もっと上に行けるよね?!
となってしまい。
虚しくなってしまって、努力が出来なくなった。
自分の能力ではココマデと無意識ストップがかかり
「飽きた」という感覚に陥る。
それでもアラサー時代は多くの女子が悩む問題に
ココで世間一般に合わせられればと
間違ったベクトルで努力した。
「ココで結婚出来れば認められる」
それを目的に自分を殺し、徹底して尽くす。
彼から別れを切り出す事は彼のルールではタブーだった。
要求はエスカレートし、もはやイジメの域なのに
他人がいる時は笑顔で対応。
最終的にボロ雑巾のように捨てられた。
てんちむのような根性も直感も無かった私は
目的のために手段を選ばず、努力した結果
何も得られなかった。
コレをキッカケに益々頑張らなくなる。
その時の流れにゴミのように流されて
なんとなく生きる日々
次に頑張ったのは父の介護
ただの派遣社員が35年の住宅ローンを組み
父の努力を無駄にしないため、起業を試みる。
当時は必死で頑張って、やはり、ボロ雑巾のようになっていたが
コレだって深掘りすれば、
「父のためにコレだけ出来る娘だったら
愛してくれるでしょ?!お母さん」
だったようにも感じる。
てんちむの書籍を読み進めて「あきらめ」に釣られて
泣きながら読み進めていったが、
最終的に気付いた事。
自分ではない何かの目的のために必死になっても
心は満たされない。
私は失敗続きだから満たされないと思っていたが
てんちむのように達成しても満たされない。
29歳で気付いたてんちむは凄い。
私が気付いたのは今なのだから。
でも、今が1番若い。
父が居なくなって最後の話合いをし、
母は、絶対に私を認めないし
私が欲しい形の愛はくれない。
それに気付いて完全にあきらめた。
人生の半分を母親から認めて貰う事に費やした。
今後は、自分のしあわせの為に費やそうと思う。
てんちむの書籍のおかげで言語化出来た。
もう、マザコンは卒業だ。
てんちむに出逢えた奇跡に感謝
てんちむ、色々魅せてくれてありがとう。
私は、世間一般では無く、「自分はこう思う」を
軸に行動して結果を教えてくれるてんちむが大好き。
世間がどんなに非難しようと
てんちむの今までの経験からの蓄積データと直感などで
そう思って行動して、どう感じたかを教えてくれる
先駆者だと思っているから。
本当にありがとう。
お互い、しあわせになりましょう。
お誕生日、おめでとう。てんちむ。