それでも、自分とつながりたい
仕事が決まらず、本当に困ってる。
そんな時だった。
「P.SEED 承認欲求お祓いLIVE、参加費無料」
そんな連絡が入ってきて
何かに導かれるように参加してきた。
私たちパフォーマーは自分との繋がりが深まるために。
そのエネルギーを受けた巫女のあなたも
あなた自身との繋がりが深まる磁場へとなるように。
全力で承認欲求を出し切りますので、
ぜひ全力でお祓いお願い致します!
そんな想いが込められたイベントだった。
一体、何が始まるの?
承認欲求を出し切るって、どういうこと?
期待と疑問が入り混じったまま
私は会場に足を踏み入れた。
そこでは、みんなが言葉にしていた。
「本当は、◯◯したい」
でも、
「それって自分から言っちゃダメでしょ?」
「それってワガママじゃん」「迷惑かけるでしょ?」
そんな風に、
自分の中に押し込めて腐らせてきた想いを
勇気を出して表に出した出演者のみなさま
私が思っていた「承認欲求」は、
ただ「認めてほしい」という
気持ちのことだと思ってたけど
本当はもっと奥深くて
ずっと根にあるものだと後から気づいた(笑)。
昔は、そういうの全然わからなかった。
「それ、自分で勝手に決めてるだけじゃないの?」って思ってた。
でも、出演者の話を聞いて、パフォーマンスを観て
私の中でも「やっぱりやりたいことをやりたい!」って気持ちが溢れてきた。
私の場合、それは今作っているコミュニティのこと。
生活費を稼ぐために
そっちのことが思うように進められないのが嫌で。
理想は、週5で7〜8時間働けば生活できるような状態。
でも、もしフルコミットして誰も入らなかったら?
ずっと準備して、待たせて
結局何も結果が出なかったら?
そう思うと、怖い。
しかも、私の母は“Dream Killer”。
もし相談しようものなら
「また諦める結果になる」ってわかってる。
絶対に成功するプランじゃない限り
「甘えるな」「現実を見ろ」「いい歳して何やってんの」って言われる。
過去に何度もそう言われてきたから、恐怖が染み付いてる。
だから、こうやってネットに書くことはできても
家族には絶対に言えない。
異常なんだと思う。
「覚悟が足りない」って言われることもある。
これだ!と思ってやってみても
うまくいかない。
「やっぱり私には無理なんだ」って
「要らない子」という前提を
自分に刷り込み続けてきた。
だけど。。。
私は「令和の卑弥呼」って存在設定してる。
同じ時期にミカちゃんもHAPPYちゃんを知って
数千万円稼いでるのを見て、
自分が結果出せてないことに焦る私もいる。
本当は、旗振りたい。
リーダーになりたい。
女王になりたい。
でも、もしそれをやりきった時に、
「今度こそ母に認めてもらえるかも」
って思ってる自分がいたら?
そう考えると、怖い。
なぜなら──
イベント中、時間調整の関係で
「ステージに上がって叫びたい人」って聞かれたとき
誰も手を挙げなかった。
その瞬間、「このままだと場の空気が悪くなる」って思って
反射的に手を挙げていた。
別に、ステージに上がりたいわけじゃなかった。
でも誰も行かないなら、私が…っていう、あの感覚。
そのくせ、誰にも気づかれずスルーされたあと
数人が手を挙げて、結局じゃんけんになった。
「他にやる人がいるなら、私は別にいいんだけどな」
そんなふうに思いながらも、司会と目が合った気がして
じゃんけんして、勝ってしまって
ステージに上がることになった。
「気持ちいいよね♪」って
司会者が言った。
私はよくわからないまま
とりあえず笑顔でうなずいた。
こういうの
たぶん止めるべきなんだよなって思った。
空気がどうであれ
「やりたいのか」「やりたくないのか」
そこを、自分でちゃんと
決めなきゃいけないんだよね。
結局、自分が一番わからない。
自分が一番、信用ならない。
…やっぱり、まだ自分と仲良くなれてない。
でも、だからこそ──
今度こそ、ちゃんと
「手応え」を感じたいんだと思う。
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