私が癒したいと想っているのは、
働く女性
私は、ある会社で初の女性技術者として入社しました。
当時、男女平等が謳われ始めた時代です。
女なんだから電話に出ろ。
女なんだからお茶位運べ。
っと言われて、雑務は男性以上なのに
女だからって甘えるなっと
本来の仕事では、体力的に差があるのに、
手伝ってもらえないので、
30キロ超えの機材を必死で運んだり。
9:00~28:30で独り残業だったり。
ココには、「女のクセに」という
やっかみも入っていたと感じています。
こんな仕事で歯を食いしばって
頑張ってこなし、ダウンすると
自己管理能力が無いと叱られる。
本当にボロボロでした。
その時の私は、とにかく寝たい。
朝:ギリギリ。
昼:寝かせてください。
夜:お風呂入らなきゃ・・・Zzzz
そんな状態でした。
おかげで、半年で15キロほど痩せたんです。
食べないで
その後は、出張仕事でした。
常に辺鄙なところなので、
ラーメン屋とか
牛丼やとか
体力勝負のお仕事しているお兄さん方が
集まりそうな・・・(実際集まっていましたw)
そんなところで、食事です。
ストレスと食べないで痩せたリバウンドで
今度は一気に40キロ増加。
とうとう、我慢の限界で仕事を辞めました。
それから16年。
恨みを力に変えて、パン教室を開こうと頑張ってきた。
なぜ、パン教室?!
2年前から本当にパン教室をやりたいのか?
っと自問自答し、ここ3ヶ月間は、
教室もお休みして自問自答を繰り返しました。
本当は、どうしたいんだろう??
私の経験上、あの時(休みの日だけでも)、
ちゃんと食卓を囲んでいれば、ココまで悲惨なことには
なっていなかったのではないか?
そう想っているのです。
でも、独り暮らしでヘトヘトの人間。
自分のためにって食事を作れないんです。
料理大好きな私が、
コンビニと外食で済ませていたのですから。
ボロボロになってからの私は月に1回。
パン教室に通うのが楽しみでした。
食卓を囲んで、パンとサラダとスープ
がとっても美味しくて、色々なお話をすることで
活力が湧きました。
だから、パン教室だったんです。
ちゃんと食卓を囲んでお食事をし、
みんなで、お話をする。
作ったものを持ち帰ることで、
自宅でもしばらく手作りを
教室での楽しかったことを思い出しながら食べる。
コレが私の癒しでした。
別にパンじゃなくても良かった。
ただ、パンは保存食でもあります。
冷凍しておいても、
自然解凍で食べることが可能です。
だから、忙しい私にはパンが重宝したのです。
今、ココに気がつき
つなこイズムの 方向転換をしようとしています。
秋までもう少しお時間くださいね。